さくっと書評

大学生の私が最近読んだ本を紹介します。1記事3分あれば読み切れますよ。

2016-01-01から1年間の記事一覧

『堕落論・日本文化私観』

坂口安吾のエッセイ集です。『白痴』などの小説もかきますが、エッセイの人気も高いようです。 ここでは、タイトルの堕落論ならびに、日本文化私観ではなく、同文庫内の『青春論』について述べます。 青春とは何か、と考えると私たちは、学生時代を思い出す…

『木に学べ -法隆寺・薬師寺の美-』  

この本は、宮大工の西岡常一が、法隆寺から始まり建築論、 また、師匠と弟子の関係から、今日の資本主義のあり方まで語っています。 文体は、語り口調であり、やや方言まじりですが、かなり読みやすいです。 木に学べというタイトルに対して、何を学ぶのだと…

はじめに

ブログ始めました。 本の内容を最小限紹介して、この本面白そう!と思ってもらい、手に取ってもらうことが目的です。 対象としては、主に同世代(大学生くらい)の人を想定しています。もちろん、どなたにも楽しめるようなるべく工夫するつもりです。 ポリシ…